はじめに~この記事の内容~
こんにちは、おかルートです。
この記事では、dポイントの獲得倍率を上げる制度「dポイントスーパー還元プログラム」についてまとめたいと思います。2020年の5月に制度の中身が改定されましたので、今回はこの改訂版についてまとめています。
dポイントスーパー還元プログラムとは
dポイントスーパー還元プログラムとは、ドコモが提供するdポイント還元キャンペーンのことで、「d払い」または「iD(dカード)」での買物金額に対し、通常の進呈ポイントに加え、さらに100円(税込)につき +α のdポイントを還元するプログラムです。
ちなみに、還元されるdポイントは 期間・用途限定ポイント であり、還元率は最大+7%となっています。(2020年5月現在)
対象となる決済方法
dポイントスーパー還元プログラムが適用されるのは、d払い と (dカードを紐づけた)iD払い の2種類の決済方法に限られています。
それぞれについて、みていきましょう。
d払いの場合、基本的にどの支払い方法でも対象となります。しかし、クレジットカード払いを使う場合はdカードのみが対象です。
iD払いの場合、iDにはdカードを紐づけておく必要があります。さらに、ネット決済は還元対象になりません。
つまり、
ネット | 街のお店 | |
dカード持っていない | d払い | d払い |
dカード持っている | d払い | d払い/iD払い |
となるので、d払いの方が圧倒的に幅が広いことが分かります。
倍率の上げ方
次は、スーパー還元プログラムの倍率についてです。実はこの内容が2020年5月に改定になりました。今回はその改定版についてまとめています。
ざっと各項目と還元率はこのようになっています。
難易度が低いものから高いものまでそれぞれありますね。人によっては既に達成しているものもあるかと思います。各項目について詳細を確認していきましょう。
dポイントプログラム プラチナステージ
dポイントクラブには、ドコモ回線の継続使用期間や獲得dポイントに応じて5つの階級にランク付けする制度があり、プラチナステージとは、それの最上級のランクのことです。各ステージと条件は以下のようになっています。
プラチナステージになるためには、以下の2つの方法があります。
①ドコモ回線を15年以上継続して利用する
②6か月で10,000ptのdポイントを獲得する
どちらもかなりハードルが高いですね..。
6か月で10,000ptとは、単純計算で 1か月=1,667pt です。
さらに、この獲得ポイントの対象になるdポイントには条件があります。
基本的に、期間・用途限定dポイントは対象外です。さらに、通常dポイントでも、dカードゴールドの携帯料金特典分やボーナスポイントなどは対象外になります。
具体的には、dポイント獲得履歴で★マークがついているものが対象になります。
こんな感じです。dポイントクラブにログインして一度確認してみてください。
基本的には、100円=1ptたまる純粋なポイントのみが対象なので、プラチナステージになるためには、dカードで毎月166,700円 決済していく必要がありますね…。
2重取りなどを駆使していけば、もう少し下げられますが、いずれにせよハードルとしては高いです。
しかし、プラチナステージになればその分いい特典もありますので、月を絞って狙うのもアリだと思います!
dポイントをためた回数
これは、dポイントが付与された回数によって決まるものです。
・毎月 50~99回の場合は+0.5%
・毎月 100回以上の場合は+1.0%
となっています。判定の対象となるdポイントはステージ判定のポイントと同じなので、獲得履歴で★マークがついているもののみになります。
100回はかなりハードルが高いですが、50回なら以外といけるのではないでしょうか。ネットショッピングやコンビニでの決済をしていけば30回くらいはポイントがついていると思います。
どうしてもあと一歩足りないときのおすすめ方法は、Amazonでギフト券を買うことです!これを行えば回数を稼ぐことが出来るので参考にしてみてください。
dカードでのドコモ利用料金支払い(GOLD会員限定)
これは、ドコモ回線利用者+dカードGOLD会員が対象で、
ドコモ利用料金をdカード支払いに設定していれば+1.0%
になります。
これはハードルが低いと思います。
dカードGOLDの年会費が10,000円ですが、dカードGOLDでドコモ利用料金を支払えば約10%のdポイントが付与されるのでこれだけでも十分お得です。さらに、この還元プログラムの恩恵を受けられるのは一石二鳥ですね。
ネットでの買い物
これは、ネットでの買い物決済額に応じて決まるもので、毎月 対象となる支払い方法での決済額が
・20,000円~49,999円なら+1.0%
・50,000円以上なら+2.0%
になるものです。対象となる支払い方法は以下の通りです。
①ネットでのd払い
②ドコモ払い
③spモードコンテンツ決済
④dマーケット等(月額・都度課金)
これもかなりハードルは低いと思います。
spモードコンテンツやd系のサービスだけで50,000円使う人は少ないと思いますが、ネットショッピングなどでd払いをしたものも対象になるため、組み合わせで十分に50,000円に達することが出来ると思います。
ちなみに、「dマーケット等」のサービスに含まれるものは以下の通りです。
<月額サービス>
dTV、dTVチャンネル、dマガジン、dヒッツ(300円・500円)、dフォト、dアニメストア、dヘルスケア(300円・500円)、dキッズ、dエンジョイパス、dジョブ スマホワーク(有料オプション)、dミュージック(月額コース)、ひかりTV for docomo、いちおしパック、DAZN for docomo、Disney DELUXE
<都度課金サービス>
dショッピング、dゲーム、dデリバリー、dブック、d fashion、dトラベル、dミュージック、dカーシェア、dTV、dアニメストア、dフォト、dエンジョイパス
dカード請求額
最後は、dカードの請求額です。毎月のdカードの請求額が、
・100,000円~199,999円なら+1.0%
・200,000円以上なら+2.0%
となります。基本的に請求額のすべてが判定の対象となります。
これは、かなりハードルが高いですね。
メインカードをdカードにしている人であれば、+1.0%はいけるかもしれません。ここはまいつきは厳しくても、単発で決め打ちして決済を集中させて+2.0%を狙うのがいいかもしれません。
その他の注意点
その他の注意点やポイントについて記述しておきます。
ポイントの判定期間と還元率がアップする期間
まずは、ポイント判定の集計期間と還元率アップ期間についてです。
ドコモのサイトではこのように示されています。
ポイントの判定期間は、毎月1日~月末まで、集計期間が翌月1日~10日までです。
実際に還元率がアップするのは毎月10日0:00~翌月9日23:59です。
また、ポイントが進呈されるのは、その翌月末になります。
ポイントの有効期限
次に、ポイントの有効期限についてです。
dポイントスーパー還元プログラムで付与されるのは、期間・用途限定ポイントで
その有効期限は、進呈日から3か月間です。
少し短いですね..。
ポイント還元の上限額
これも、今回の改定での大きな変化点です。少し改悪になりました。
ポイント還元の対象となる決済額の上限は、
15,000円/月(毎月10日~9日)です。
つまり、もらえるdポイントは、還元率+7%の場合
1,050ポイントが進呈ポイント上限になります。
これは、ポイント判定のハードルに比べたらかなり手厳しいですね。次の改定で改善されるのに期待します..。
キャンペーンへのエントリー
dポイントスーパー還元プログラムへ参加するためには、キャンペーンへのエントリーが必要になります。エントリーはdポイントクラブのサイトから可能です。
一度エントリーすれば、退会するまで適用されますので、はじめに忘れずにエントリーしてください。
まとめ
以上が、dポイントスーパー還元プログラムの解説になります。
あくまで収入が少ない私の感想ですが、毎月+7%は難しいと思いますので、やれることだけやって、おまけ程度に還元を受けるのが一番いいと思います。
また、陸マイラーの方にとっては、期間・用途限定ポイントは使いづらいかと思いますが、別記事で、マイルへ替える方法についても調べていますので、参考にしていただければと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。少しでもお役に立てたらうれしいです。
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